診療中に思考と記録を残す。若手医師向けAI

医療現場の働き方改革が進む一方で、過密な診療を終えた後、夜遅くまで電子カルテの入力に追われる若手医師や研修医は少なくない。記憶を辿りながら記録を整理する作業は、本来確保すべき症例の振り返りや学習の時間を圧迫してきた。また、診療中の思考プロセスがその場で言語化されないまま業務が進むことで、現場の指導が体系化されにくく、若手が自らの判断に迷いを抱える要因にもなっている。こうした医療現場の「思考と記録の分断」を解消すべく、AIを活用した新たなワークフローが開発された。2026年9月10日、MedTech Group株式会社は医療AIプラットフォーム「AI Hippo 医療Loop」において、音声入力と自動要約を統合した新機能の提供を開始した。診療中に思考プロセスを構造化して診療記録へと落とし込む仕組みが、過密な記録業務を圧縮するとともに、医療教育のあり方を大きく刷新しようとしている。(文=AI Base編集部)

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