AI Baseとは

30年にわたり閉塞感が続くこの国を、そろそろ次のステージへ進めるときではないでしょうか。

2024年1月、世界最大級のテクノロジー見本市「CES」を訪れ、日本の存在感の薄れを痛感しました。一方で、「この技術であれば、日本企業のほうが優れている」と感じる場面も数多くありました。日本には、まだ世界と戦える実力があります。しかし、それを活かすには、技術・人材・知見をもう一度“つなぎ直す”力が求められていると感じました。

私たちは、その接点をつくるべく、メディアというプラットフォームを通じた新たな共創の場「JapanStep」を立ち上げました。

2023年より本格始動したJapanStepプロジェクトでは、Web3・メタバース領域の『MetaStep』、ロボティクスの『RoboStep』、AI分野の『AI Base』を展開し、2025年には宇宙産業に特化した『SpaceStep』の公開も予定しています。

JapanStepの特徴は、単に“読む”ためのメディアではなく、“共に創る”ことにあります。記事の寄稿、スタートアップ連携、インターンプロジェクト、海外視察、教育コンテンツの開発など、すでに150近くの企業・団体の皆さまと共創の輪を広げています。

私たちは、表面的な成功談よりも、現場で奮闘されている方々の挑戦にこそ価値があると信じています。そして、そうした小さな一歩が、日本の未来を動かす大きな力につながると確信しています。

日本をもう一度、前へと進めたいと願う皆さまとともに。JapanStepは、その一歩を共に歩む仲間をお待ちしています。

JapanStepプロデューサー / 株式会社クロスアーキテクツ 代表取締役 長谷川 浩和

私たちは今、AIとともに働く時代を迎えています。生成AIや音声認識、画像処理、AIエージェントなど、かつては一部の技術者だけのものだったAIが、ビジネスの現場に広がり始めています。

とはいえ、「何から始めればいいのか」「自社に活用できるのか」と迷われる方も多いのではないでしょうか。AI Baseは、そうした方々とともに、一歩ずつ“使えるAI”との出会いをつくっていくメディアです。

JapanStepプロジェクトの一環として立ち上がった『AI Base』では、AI技術そのものの進化に加え、「経営」「人事」「法務」「営業」「研究開発」など、ビジネスのあらゆる領域での活用事例や製品・サービスをわかりやすく紹介していきます。

特長は、“学ぶ”と“探す”の両輪にあります。トレンドや導入事例からAIの輪郭を学び、自社に合ったツールやパートナー企業を探す。読んで終わりではなく、明日からの一歩につながるような構成を心がけています。

また、記事はAI Base編集部だけでなく、企業や団体の皆さまと共に紡いでいます。実際の現場で得た知見や試行錯誤をそのまま伝えることで、実感を伴った気づきを届けたいと考えています。

私たちが目指すのは、「AIを誰もが自分のビジネスの武器にできる社会」。

そのために、小さな一歩でも、共に踏み出していただける仲間を増やしていきたいと思っています。

AI Baseは、そんな思いに共感いただける皆さまとともに、AIと人が共に成長できる“基盤”を育てていきます。